あいち環境学習プラザ

騒音

 

騒音(そうおん)ってなに?

わたしたちの身のまわりには、いろいろな音があります。心地よい音や耳ざわりな音など様々です。音には情報(じょうほう)を伝えるといった大切な役割(やくわり)があります。しかし、中には迷惑(めいわく)な音、じゃまな音など、好ましくない音もあります。一般に好ましくない音のことを騒音(そうおん)といいます。

 

 

音の大きさの表し方

ものの長さは「メートル」、水の量は「リットル」という単位で表すように、 音の大きさは「デシベル(dB)」という単位で表します。
デシベルとは、人間が聞きとることのできる一番小さな音のエネルギーを基準(きじゅん)として、「その音が、基準(きじゅん)の音の何倍あるか」を表すものです。 音の大きさが10デシベル違うと音のエネルギーは10倍、20デシベルちがうとエネルギーは100倍ちがいます。

 

 

身のまわりの音の大きさ

音の大きさは、人間の耳の感覚に合うよう作られた騒音計(そうおんけい)という機械(きかい)をつかって測定(そくてい)します。

騒音計(一般の測定(そくてい)につかいます)    簡易騒音計(簡易(かんい)測定(そくてい)につかいます)

 

騒音計(そうおんけい)ではかると、身のまわりの音の大きさのめやすは、次の図のようになります。

 

 

愛知県のとりくみ

愛知県では、騒音(そうおん)をへらすために、さまざまなとりくみを行っています。

工場や建設(けんせつ)現場(げんば)、深夜営業(えいぎょう)の飲食店などから発生する騒音(そうおん)については、一定の大きさ以上の音を出さないよう県や市で基準(きじゅん)を定めています。市町村では工場などに行って、基準(きじゅん)が守られるよう検査(けんさ)したり指導(しどう)したりしています。

家が多いところでは、ピアノの音やクーラーの音が騒音(そうおん)の問題になることもあるため、みなさんに騒音(そうおん)の発生を少なくするようにお願いしています。

 

 

騒音(そうおん)をへらすために、わたしたちにできること

騒音(そうおん)は、いろいろな環境(かんきょう)問題(もんだい)の中でも、生活と深いかかわりがあり、原因(げんいん)もさまざまで、騒音(そうおん)に関する苦情の数は毎年多くなっています。
私たちももしかすると、クーラーやテレビの音、自動車のアイドリング、ペットのなきごえなど、知らず知らずのうちに近所に迷惑(めいわく)をかけているかもしれません。 生活のなかででる音を小さくする方法を考えてみましょう。

 

<騒音(そうおん)をへらす工夫>

○クーラー、掃除機(そうじき)、洗濯機(せんたくき)など、家庭用で使う電化製品(せいひん)から出る音には・・・

・     低騒音型(ていそうおんがた)の機種をえらぶ

・     早朝や深夜の使用をできるだけやめる

・     エアコンの室外機は、となりの家からなるべくはなし、振動(しんどう)しないようにしっかりとりつける。 洗濯機(せんたくき)は安定した水平な床面(ゆかめん)におき、振動(しんどう)をふせぐマットをしく。

 

○ピアノ、ステレオ、テレビなどの音響機器(おんきょうきき)から出る音には・・・

・     まどやドアをしめ、厚手(あつで)のカーテンやカーペットを利用する。(防音室(ぼうおんしつ)が理想)

・     早朝や深夜の楽器演奏(えんそう)はひかえる。

・     ピアノなどは、となりの家からなるべくはなれた部屋におき、向きを工夫する。

・     テレビやステレオなどは、早朝や深夜は音量を小さくしたり、ヘッドホンを使ったりする。

 

 

 

 

○お風呂やトイレの音、ドアの開け閉め、足音などに・・・

・     夜おそくの入浴はひかえ、浴槽(よくそう)に水を入れるときはホースを長くするなど、音を小さくするための工夫をする。

・     給排水(きゅうはいすい)の音を小さくするため、ながし台にマットをしいたり、蛇口(じゃぐち)に消音キャップをつけたりする。

・     ドアの開け閉めの音を小さくするため、ドアストッパーやスポンジなどの緩衝剤(かんしょうざい)をつかう。

・     集合住宅(じゅうたく)では、マットをしくなどして足音が階下にひびかないようにする。

 

○自動車のアイドリング、ペットのなきごえ、人の声などに・・・

・     自動車のアイドリングはひかえ、不必要な空ぶかしやクラクションはとめる。

・     ペットはきちんとしつけをし、規則的(きそくてき)な散歩や食事に心がける。 ・早朝や深夜の話し声、さわぎ声に注意する。

 

 

 

 

コラム デシベルとは?

人間の耳には、聞き取ることのできる一番小さな音から、そのエネルギーの約10,000,000,000,000(1兆)倍の大きさの音まで聞く能力(のうりょく)があります。 これを、音の大きさとしてそのまま表すと、とても大きな桁(けた)の数字になってしまいます。このため、その音の大きさが、基準(きじゅん)の音の何倍になるかを桁(けた)数の10倍であらわしたのが「デシベル」です。
たとえば基準(きじゅん)の音のエネルギーの100,000(10万)倍の音は50デシベルとなります。

 

基準の音のエネルギーの100,000倍の音(0が5個 = 5けた)

5ベル

50デシベル